アートハートニュースメルマガ版 ┃ 石川県金沢市
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2013年3月号（No,98） https://artph-shop100.sakura.ne.jp/new-wp/
■■■ もくじ ━━A_R_T___P_H_A_R_M_A_C_Y━━━━━━━━
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■ １ PM2.5はもうすでに飛んできています！(@_@)
■ ２ さて、その対処はどのように・・・。
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こんにちは♪
アート薬局の《薬剤師☆智》です。(*^_^*)
━━・:*☆…━━━━━━━少しだけ自己紹介━━━
☆アトピッ子の子育て経験のある薬剤師が、あなたのお肌や健康のお悩みにアドバイスを！
☆得意科目(?)は、無添加、無農薬、自然食品、無添加化粧品など！
☆私は花粉には反応しないのですが、大気汚染はやっぱり心配。(+_+)
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今年は２月から比較的暖かい日が多く、
２月中旬よりしっかり花粉がが飛び出していますが、
さらに３月はそれが本格化してきます。
また、去年の夏がとても暑かったので、
全国的に花粉の飛散量はかなり多めの予想・・・。
そして、この春は花粉と合わせて、さらに、
黄砂、PM2.5などトリプルで飛んでくる気配が確実に。(+_+)
(PM2.5の情報は、このあと本題で詳しく。）
で、まずは花粉に反応しにくい体質をつくり、
なおかつ、黄砂やPM2.5などで身体がダメージを
受けにくくするためにも・・・。
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《花粉症なんとかしたいセット》
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《使っていただいた方の感想はこちらにも》
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そして、それでも防ぎきれない方には、
対症療法として、漢方もおすすめです。
眠くなったりだるくなったりしないので、快適ですよ。(*^_^*)
なお、漢方はその方の体質により、
おすすめするものが違ってきますので、
どうぞ、下記ページの下のところからご相談くださいね。
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では、本題のはじまりはじまり～～
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■■ １ PM2.5はもうすでに飛んできています
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１月頃からニュースでも、PM2.5がとても話題になっています。
中国の北京を中心にとてもひどい大気汚染が発生していて、
北京の映像を見ていると、ひどい霧がかかったように、
街が灰色になっています。
外に出ると、もやがかかったように遠くが見えないため、
高速道路が通行止めになったり、飛行機が飛べなくなったりしました。
北京在住の日本人の方の話では、洗濯物は室内干しが常識、
床は何度拭いても真っ黒になり、水の汚染もひどいために、
洗濯すると逆に灰や茶色に汚れることもあるという。
目は痛くなるし、髪の毛はベトベトになるし・・・。
という、大変な状況のよう。(+_+)
汚染の原因となっているのは、工場から出る煙や、
自動車の排ガス（特に「ディーゼルエンジン）、
暖房(だんぼう)のために燃やしている石炭の燃えかすなど・・・。
（日本でも昔はひどかったですね。(^^;)）
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ＰＭ＝粒子状物質（りゅうしじょうぶっしつ、Particulate Matter）とは、
一般的にはマイクロメートル (μm) の大きさの固体や液体の微粒子のことをいう。
主に燃焼による煤塵、黄砂のような飛散土壌、海塩粒子、工場や
建設現場で生じる粉塵等などからなる。
これらを大気汚染物質として扱うときに用いる用語。
（ここまでは Wikipedia より）
さらに、その中でも直径が2.5μm以下の超微粒子をPM2.5と呼ぶ。
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補足として、大気汚染の原因物質とされている
浮遊粒子状物質は、略して『ＳＰＭ』と表示され、
環境基準としてその粒径が 10μm以下のものとなります。
さらに、それより小さいPM2.5、つまりは2.5μm以下の超微粒子は、
ぜんそくや気管支炎、さらには肺がんの原因にもなりやすいとされています。
なぜなら、大きな粒子より小さな粒子の方が気管を通過しやすく、
肺胞など気道より奥に付着しやすくなるからですね。
代表的な微小粒子状物質であるディーゼル排気微粒子は、
大部分が粒径0.1～0.3μmの範囲内にあり、
以前から発ガン性や気管支ぜんそく、花粉症などの健康影響になると
心配されていました。
ちなみに、マイクロ(μ)とは、100万分の1の意味で、例えば、
海岸の砂粒の直径は約100μm、人間の髪(かみ)の毛の太さは直径約70μm、
スギ花粉(かふん)は約30μmです。
それらと比べても、もっともっと小さいことが分かります。
3月から5月の黄砂の時期に、合わせて飛んでくると思っていたら、
すでに九州・西日本を中心に、2月末においてもかなりの高濃度で
観察されているようで、びっくり！
なお、日本各地のPM2.5の濃度は、環境省の大気汚染物質広域監視システムの
『そらまめ君』で速報値が見られます。
http://soramame.taiki.go.jp/
☆アクセスがかなり集中しているようで、表示されるのに
少々時間がかかることが多いです・・・。(>_<)
なお、左上の「表示項目を選択する」のところは、
「微小粒子状物質(PM2.5)」のところをクリックしてくださいね。
（36&
mu;g/m3以上の赤丸地点が結構出てきて、ビックリでした。）
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■■ ２ さて、その対処はどのように・・・。
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アート薬局には、皮膚トラブルでお困りのお客様が多く来局されます。
そして、上記の花粉やPM2.5は気管支や肺など呼吸器系だけでなく、
お肌にもトラブルの発生原因の一つになります。
特に露出しているところのお肌が、赤くなったり、
かゆみが出たり、湿疹になったり・・・。
原則的には飛んでいる花粉と同じなので、花粉の対処と合わせて。
●花粉やPM2.5が飛びやすい日は外出は最小限にする
晴れた日や風の強い日は要注意ですね。
●外出しなければならない時には花粉やPM2.5を物理的にガードする
外出時にはマスクとめがね、帽子を着用しましょう。
首周りも角質が薄く、意外と反応しやすい部分なので、
綿やシルク素材のスカーフなどを巻くのもおすすめです。
また、顔は粉おしろいなどをはたいて、直接花粉がつくのをガードし、
帰ったら、すぐに洗顔するなどして洗い流すのが1番です。
●帰宅後は花粉やPM2.5をよく落とす
玄関には洋服ブラシなどをを用意しておき、帰宅したらは玄関の前で
体や衣服についた花粉やPM2.5をよ～く払い落とすとともに、
早めに洗顔やうがいをしましょう。入浴できればさらによい。
さらに
●洗濯物は極力外に干さない
●空気の入れ替えを控える
●車の運転時は窓を閉める
ところで、花粉だけの場合と違うところは、マスクの目の荒さです。
一般的な花粉症用のマスクはフィルターの目が荒く、
PM2.5がすり抜けてしまうと専門家は、話しています。
PM2.5を効果的に防ぐには目の細かいもの、
たとえば「N95」規格のマスクが必要となるそうです。
（N95マスクとは、新型インフルが流行したときに出回った、
ウイルスも遮断できるマスクで「試験で0.3μmの微粒子を95％以上遮断」
するものとなります。
つまり、0.3μmの物質を遮断できるので、2.5μmの汚染物質も防げます。）
ただ、N95のマスクは目が細かい分、長時間付けているには、
息苦しいものになりますし、見た目もちょっと物々しい感じ。
http://artph-shop.com/?pid=55684692
（新型インフルの脅威は、決して終わったわけではありません。
また、いつ鳥インフルのウイルスが変異して、世界的流行になるかわかりません。
その時に備えて、1～2箱は持っている方が安心かと思います。）
ですので、気管支炎や喘息の心配がある方は必要かもしれませんが、
そこまでではない方は、もうちょっとゆるめのマスクでもいいかもしれません。
そういう場合に使いやすいマスクは、こちらですね。
http://artph-shop.com/?pid=55952103
また、アトピーやアレルギー体質がベースにあると
お肌のトラブルも出やすくなるので、くれぐれもスキンケアをこまめにし、
お家に帰ったら、なるべく早く洗い流すようにしてくださいね。
また、お困りの場合は、個別にご相談ください。
～∵～＜ 編集後記 ＞～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～
今まで、国の基準はPM2.5の濃度は35μg/m3でしたが、
70μg/m3に引き上げられるという話も出ています。
でも、実は喫煙の場合、もっと高い数値が出るんです・・・。
タバコの副流煙によって発生する煙にもPM2.5は多く含まれ、
禁煙でない飲食店や室内のPM2.5は、200-800μg/m3に 達することもあるとか。
ましてや、喫煙者本人はさらに多量にわざわざ煙を吸い込んでいる！(+_+)
なので、たばこを吸う方は中国の大気汚染を批判する資格は、
ないのではないでしょうか・・・。
～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～～∵～
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他にも疑問やお問い合わせがありましたら、
《薬剤師☆智》までご質問をくださいね。
薬剤師・漢方薬生薬認定薬剤師
NR・サプリメントアドバイザー
健康食品管理士です。(^.^)
メール : art-ph@art-kanazawa.com
お電話 : 076-233-2406
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【発行者】アート薬局 管理薬剤師 中村智子
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今月のキーワードは、“ 花粉とPM2.5 ”です。
