アートハートニュースメルマガ版 ┃ 石川県金沢市
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2025年12月号（No.251） https://www.art-kanazawa.com/
■■■ もくじ ━━A_R_T___P_H_A_R_M_A_C_Y━━━━━━━
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■ １ 腎臓は何をするところ？
■ ２ 慢性腎臓病（CKD）は5人にひとり・・・。
■ ３ 《連載：酵素料理》『鶏肉と野菜の南蛮あんかけ (減塩アレンジ)』
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こんにちは♪
アート薬局の《薬剤師☆智》です。(^_^)
━━・:*☆…━━━━━━━少しだけ自己紹介━━━
☆アトピッ子の子育て経験のある薬剤師が、
あなたのお肌や健康のお悩みにアドバイスを！
☆得意科目(?)は、無添加、無農薬、自然食品、無添加化粧品など！
☆健康診断での私のeGFRはステージG2なので注意しないと！(^.^)v
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11月後半になって、急に寒くなったと思ったら、それと並行するように、
大流行しているインフルエンザ。
小学校やこども園などでは、学級閉鎖もかなりでていますね。
この大流行の一因として、新しい変異株「サブクレードK」が出現。
インフルエンザA型ウイルスのH3N2型（いわゆるA香港型）の、
新しい系統（亜系統）だそうです。
日本だけでなく、イギリス、カナダ、アメリカなどでも急速に広がっており、
今シーズンの流行の中心になりつつあると報告されています。
今シーズンのインフルエンザワクチンは、このサブクレードKが、
出現・広がり始める前の予測に基づいて製造されたため、
あまりピッタリとはあっていないらしい・・・。
ただし、ワクチンはたとえ完全に一致しなくても、
重症化や死亡のリスクを減らすという点では役立ちます。
なので、特に高齢者や基礎疾患のある方や小児には、
接種が推奨されています。
この「サブクレードK」は、一般的なインフルエンザの症状
（高熱、頭痛、全身倦怠感、関節痛）も、もちろん出ますが、
発熱、鼻水、咳の頻度が高いという報告もあります。
ただ、漢方的に考えれば、これもまた、ウイルスが原因の感染症なので、
いままでのインフルエンザやコロナや風邪と、対処法は同じですね。(^_-)-☆
万一の時は、解表舒筋や柴葛解肌湯、リナマックスＺドリンクなどで、
しっかり対処してくださいね。(^.^)v
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では、本題のはじまりはじまり
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■■ １ 腎臓は何をするところ？
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腎臓って、何をするところ？？ 『おしっこを作るところ！』
いえいえ、それは結果であって、正しい機能はそうではありませんね。(^_^；
腎臓は主に以下の5つの働きによって、体内の環境を一定に保つ役割を果たしています。
- 老廃物と余分な水分の排泄 ⇒ その排泄手段としておしっこが作られる 腎臓の中にある「ネフロン」という構造単位（片方の腎臓に約100万個）の
糸球体（しきゅうたい）という部分で、血液中の老廃物や余分な水分、
電解質などが大量にろ過されます。
この液体を原尿といい、毎日約150リットルもの原尿が作られます。
その後、再吸収と言って、尿細管で、原尿に含まれる体に必要な成分
（水、ブドウ糖、アミノ酸、電解質など）の約99%が血液中に再吸収されます。
そして、再吸収されずに残った老廃物（尿素、クレアチニンなど）や余分な水分、
塩分などが濃縮され、最終的に尿として体外に排出されます。
また、その他にも体内の水分量の調整をしたり、pH（酸性度）を調節したり、
カリウム、カルシウム、リンなどのミネラルの濃度を調整したり。
また、塩分と水分の排出量をコントロールすることにより、
間接的に血圧も調整しています。
他にも、エリスロポイエチンというホルモンを分泌し、
骨髄に働きかけて、赤血球の産生を促したり、さらには、
骨を丈夫にするビタミンDの活性化にもかかわっています。
こういうふうにみてみると、腎臓って、
とってもとっても大切な臓器だということがわかりますね。
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■■ ２ 慢性腎臓病（CKD）は5人にひとり・・・。
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実は、日曜日の朝の健康番組でもやってました。
『 慢性腎臓病（CKD）は、なんと！成人の5人にひとり・・・。』
慢性腎臓病は、血液の濾過機能が低下してしまう疾患、
そして、一度低下してしまった機能は戻せない・・・。
だから、最終的に人工透析になると、死ぬまで続けないといけないことになります。
腎臓は沈黙の臓器と言われ、自覚症状がほとんどなく、
一度機能を失うと、二度と再生できない・・・。
そして、腎臓が悪くなると、当然、老化も進みます。
腎機能を判断する検査に、eGFR（イージーエフアール）という数値があり、
大抵の健康診断では、測定されています。
これは、性別や年齢とクレアチニンの数値から、腎臓のろ過量を表す数値です。
そして、そのeGFRの数値で、腎臓の働きの程度を5段階で表される・・・。
なお、この数字は、小さいほど腎臓の状態がよくないことを表します
90以上 ⇒ ステージG1 正常
89～60 ⇒ ステージG2 正常または軽度低下
59～45 ⇒ ステージG3a 軽度～中程度低下
44～30 ⇒ ステージG3b 中程度～高度低下
29～15 ⇒ ステージG4 高度低下
15以下 ⇒ ステージG5 高度低下～末期腎不全
そして、eGFR値が60未満が3ヶ月以上続いた場合に、
『慢性腎臓病』と診断されます。
ちなみに、eGFRが今45程度の人は、そのまま何も気をつけないと、
15年後には腎不全になって透析が必要になるというデータがでているそうです。
腎臓は、どうしても年齢が上がることで、機能が衰えてくる部分もあります。
だから、今、eGFRが正常値でも、その状態をキープする努力が、
命が尽きる日まで、腎臓を大切に守るためには必要！！
今回、これを書いたのは、下記の本を読んだのもきっかけの一つです・・・。
※※ 『透析を止めた日』 堀川恵子著 ※※
長年血液透析をされていたご主人の、終末期のとても壮絶な体験が書かれていて、
腎臓を大切にすることの重要性を、再認識させられました。
そして、その大切な腎臓に長持ちしてもらうには、
やはり、毎日の食事が最も重要！！
そのなかでも、一番注意が必要なのは、塩分（食塩）量で、
塩分の摂りすぎは高血圧を引き起こし、腎臓に負担をかけます。
目標は1日6gまで！ （実際にはなかなか難しいですが・・・(^_^；）
でも、おだしや香辛料を上手に使うことにより、美味しく食べながら、
塩分量を減らすことができますヨ。
また、塩分控えめの酵素味噌なども上手に利用するといいですね。
アート薬局では、冬に酵素味噌作りなどもやっていますので、
興味のある方は、お問い合わせくださいね。(^_-)-☆
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■■ 《連載：酵素料理》『鶏肉と野菜の南蛮あんかけ (減塩アレンジ)』
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健康になれるおすすめ大高プレミアム酵素飲料を使った
お料理レシピを《薬剤師☆智》がいろいろご紹介していきます。
=-=[ 鶏肉と野菜の南蛮あんかけ (減塩アレンジ) ]-=-=-=-=-=-=-=
【材料 ２人前】
・鶏肉 200g ・玉ねぎ 1/2個 ・人参 1/3本 ・ピーマン 1個
・片栗粉 大さじ1/2 ・オリーブ油 適量
☆醤油 大さじ 1/2 ☆酢 大さじ 2 ☆プレミアム酵素飲料 大さじ 1
☆味わいだし 大さじ1 ☆お好みで鷹の爪 少々
【作り方】
１ 鶏肉は一口大に切り、酒（分量外）少々を揉み込む（塩は無しで）
２ 玉ねぎ、人参、ピーマンは細切りにする
３ ☆印のあんの材料と片栗粉、さらに水大さじ1を加えて混ぜておく
４ フライパンにオリーブ油をひき、片栗粉をまぶした鶏肉に焼き目をつけ、
その後、弱火にして中まで火を通す
５ 焼けた鶏肉を一旦皿に取り出し、細切りにした野菜にも火を通したら、
あんの材料を混ぜながら、フライパンに回し入れる
６ 全体にとろみが付いたら、鶏肉を戻し入れて絡めたら出来上がり♪
☆酢と酵素飲料の甘みと味わいだしの旨味で、醤油の量を控えめでも、
充分、満足感が得られます。また、大人には鷹の爪を加えることで、
さらに美味しくなりますね。(^.^)v
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他にも疑問やお問い合わせがありましたら、
《薬剤師☆智》までご質問をくださいね。
漢方薬生薬認定薬剤師
NR・サプリメントアドバイザー
健康食品管理士です。(^.^)
メール : art-ph@art-kanazawa.com
お電話 : 076-233-2406
お待ちしてま～～す！
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【発行者】アート薬局 管理薬剤師 中村智子
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